ザリガニの鳴くところ

基本情報

No 100302
監督 オリヴィア・ニューマン
音楽 マイケル・ダナ
出演者 デイジー・エドガー=ジョーンズ テイラー・ジョン・スミス
ジャンル ミステリー,ロマンス,ドラマ
上演時間 2時間6分

評価・視聴環境

ユーザー評価スコア 78
視聴環境 DVD / Dolby

レビュー詳細

音響効果
ノースカロライナの湿地帯の自然環境を、驚くほど高解像度で描き出した環境音の傑作です。風に揺れる草木のざわめき、水面を這う虫の羽音、そしてタイトルにもある生き物たちの鳴き声が、360度のサラウンド空間に緻密に配置されています。重低音は嵐のシーンの雷鳴や遠くの波の音など、自然の脅威を表現する場面で非常に効果的に使用され、深みのあるアンビエントが広大な湿地の孤独感と美しさを強調します。

夜の湿地をボートで進むシーンでは、水をかくオールのかすかな音や夜行性の鳥の鳴き声がリアスピーカーから静かに響き、その場に立ち尽くしているかのような臨場感を与えてくれます。緊迫する法廷シーンでの張り詰めた静寂と、自然界の豊かなサウンドスケープとの対比が、物語の奥行きをさらに深める構成。自然の息吹そのものをホームシアターで味わう至高の体験。
あらすじ
湿地帯で育った孤独な少女の半生と不可解な事件が交錯するミステリー。
1969年、ノースカロライナ州の美しい湿地帯で、町の将来を嘱望されていた裕福な青年の変死体が発見された。警察が容疑者として目を向けたのは、「湿地の少女」と呼ばれ町の人々から忌み嫌われていたカイアだった。彼女は幼い頃に家族から見捨てられ、たった一人で自然から生きる術を学び、外界との関わりを絶って湿地で静かに生きてきた。法廷に引きずり出されたカイアの口から、誰も知らなかった彼女の過酷で孤独な半生が少しずつ語り出される。偏見に満ちた住民たちの視線に晒される中、彼女の世界に光をもたらした心優しい青年との出会いと、悲劇の発端となったもう一人の男との歪な関係が明らかになっていく。決定的な証拠が見つからないまま、裁判は結審の時を迎え、隠されていた深い真実が静かに水面へと浮かび上がる。
詳細情報
オリジナルタイトル: Where the Crawdads Sing

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